OPTION
長期優良住宅のおはなし。
「長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅」のことで、環境負荷の低減と生活基盤となる良質な住宅ストックの形成を目的としています。新築住宅について、構造躯体の劣化対策、耐震性、可変性、維持管理・更新の用意性、高齢者等対策、全計画の策定、について国が定めた基準を満たしたうえで、建築主が所管行政庁に申請して長期優良住宅の認定を受けることができます。
一般住宅のとの違いは・・・資産価値の持続!
新築から数年経過すれば、建物が徐々に劣化していくものです。長期優良住宅の認定を受けると、5年・10年・15年・20年の定期的なタイミングで建物の点検が義務になります。建物のメンテナンスが義務化されることにより、早めの点検と補修によって長持ちさせることができます。
長期優良住宅ってこんな家
永く住み継がれる家だからこそ長期優良住宅は様々な箇所が工夫されています。
1. 耐久性
世代を超えて住み継ぐためにしっかりした構造をしている家であること。
2. 耐震性
地震に強く、安心・安全な家であること。
3. 省エネルギー性能
断熱性や創エネなど、地球と家計に優しい家であること。
4. 維持管理・メンテナンス性
内装や設備を含めてメンテナンスがしやすい家であること。
5. 可変性
居住者のライフスタイルに合わせて間取り変更などがしやすい家であること。
6. 居住環境への配慮
各地域の街並みと調和するように配置されている家であること。
7. バリアフリー性
誰もが住みやすく、居心地がよい人に優しい家であること。
8. 住戸面積
暮らしやすい広さが確保されている家であること。
9. 維持保全の期間・方法
定期的にメンテナンスされ履歴がしっかりと管理されている家であること。
長期優良住宅のメリット
ZEHのおはなし。
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、「住宅の高断熱化と高効率設備」により大幅な省エネを実現するとともに、太陽光発電などによってエネルギーを創り、年間の「1次エネルギー消費量」を正味で、おおむねゼロ以下にする住宅です。
※1次消費エネルギーの対象になるのは、暖冷房・換気・給湯・照明です。
テレビや洗濯機、冷蔵庫 などの家電製品の電気は対象としません。
MEMO
東日本大震災後の電力需給の逼迫やエネルギー価格の不安定化などを受け、家庭部門における省エネルギーの受容性が再認識されるなか、国はZEHの普及拡大を目指しています。
ZEHのポイントは3つ
ZEHのポイントは断熱・省エネ・創エネの3つです。
point1 断熱
断熱性能を向上して、エネルギーロスを最小限とする住宅(夏は涼しく、冬暖かい住宅)を建てましょう。
point2 省エネ
家で消費する電力量を減らすために、HEMSや省エネ性の高い機器・照明等を取り付けましょう。
point3 創エネ
家で消費するよりも多くのエネルギーを創るために、たっぷり太陽光発電でしっかり発電しましょう。
ZEHにするメリット
※ヒートショックによる死亡者数は、交通事故の死亡者の約2倍になります。
ZEH実績及び目標公表資料
2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
実績 | 実績 | 実績 | 実績 | 目標 | 目標 | |
ZEH受託率 | 0% | 0% | 24% | 40% | 20% | 50% |
NearlyZEH受託率 | 0% | 0% | 0% | 0% | 5% | 5% |
ZEHシリーズ受託率の合計 | 0% | 0% | 24% | 0% | 25% | 55% |
その他住宅受託率 | 100% | 100% | 76% | 60% | 75% | 45% |
合計 | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% |